Semi Dress Riding Gloves – 13,800yen

日本ではあまり手袋を使わなくなってしまった。

けれどもダンディズムの立場からすれば、紳士と手袋は切っても切れない関係にある。何故か？

まず第一に、顔以外の肌を人目にさらす事は失礼である、と考えたからである。もちろん服装全体の構成美ということもあっただろう。

そしてもうひとつは、誇りの問題。紳士はいつも誇り高くあらねばならぬ。もしも誇りが傷つけられたなら、決闘をもって解決すべし。昔はそんな不文律があったのだ。

その決闘の際に必要だったのが、手袋。自分の手にはめている手袋を脱いで、これを相手の前に投げ棄てる。これが挑戦状。投げた手袋を拾う事が、決闘を受けて立つしるしであり、もし拾わない場合には挑戦に応じない臆病者とされた。

＊「フィリップ・マーロウのダンディズム」より抜粋

と、例えればこの様なイメージに、ライディングイクイップメントとしての機能をプラスして作りました。